「五条楽園って」其の参 175: 名前：ｍｉ投稿日：2003/02/26(水) 09:23 湯女さん、ご意見ありがとうございます。 きものの着用基準に関して異議があります。 色物の襟や足袋は「お洒落用」という事で、お座敷では身につけられないとの事ですが、半幅の帯は正装でも着用して良かったのでしたっけ？ あまり、参考にはならないのかも知れませんが、時代劇などでは「芸者さん」が柄物の半襟だったりしていますが、これはテレビや映画用の演出なんでしょうか？ 私も今回の仕事から「きもの」に関連する事が多くなって、京都で新進気鋭のデザイナーの方とお話をする事が多いのですが、「きもの」が普及しない原因の一つに、変な「規則」が存在しているからでは？の話題が上がりました。 洋服などでは、私が中学の頃には、半袖カッターにベストは”おかしい”と、学校で禁止になりましたが、その直後、VANなどがそれを雑誌などで定着させて、その規則は撤廃されました。 こんな話は山ほどありますが、「きもの」は、「きもの」の生地に帯の生地や仕立て方で、その組み合わせはおかしいとか、良いとか、誰が決めたか解らない「規則」で、センス良く来ているにもかかわらず、それを否定する事が多いようです。 伝統とは、守るべき部分を守りながらも、進化する部分、時代に対応する部分も持ち合わせて居ないと自然消滅してしますのでは無いでしょうか？ この「五條楽園って」を私がお世話しているコンセプトも、伝統を守りながらも時代に適応するですから、「きもの」の文化と相通じる所が有ると思います。 人は、敷居が低い方が入りやすいでしょ？中に入って好きになると、その事に関して色々と勉強したり、調べたりして、知識が増え、そして良いもの、要らないものを選択していくと思うのです。 現在の「五條楽園」を見渡せば、綺麗に「きもの」を着ている芸妓さんと、綺麗な「きもの」を着ている芸妓さん、何でも良いから着ている芸妓さんに分類出来ると思います。 最初の「綺麗に着ている」芸妓さんは本当に少数ですね。 もっと、「きもの」を好きになってもらい、綺麗に着こなしてもらう為には、堅苦しい「規則」などを考えずに自由に「お洒落」をさせてあげればと思います。 正月にワンタッチのお太鼓が登場したり、時代の流れは「簡単に」「お洒落に」に流れています。 長々と書きましたが、「きもの」文化を押しつけにしないことが、これからの「きもの」文化の発展につながると思うのですが？ けして、私は、日本きもの文化振興会の回し者ではありません。 「キャプテンスカーレット」の基地はどうやって浮かんでいるのだろ？ なんでだろ〜なんでだろう〜。 K3さん、芸妓さんがキャンセルする場合に関してですが、お座敷にあがれないお客様で明確な基準が有るのは、「見るからに外国人」だけだと思います。 これは「何故？」がつきますが、芸妓さんの「見るからに外国人」はダメとなっています。 その他に、「お茶屋」で問題を起こしたお客さん「無銭・暴れる・・・」のお客様は、軽い場合にはそのお茶屋のみ、酷い時には「おふれ」が廻るようです。 私は「西＋＋ＮＧ＋＋」の前の昼間のお姉さんには「出入り禁止」の措置を受けた事が有ります。 それから、泥酔のお客さんなども、断られますね。 これは、すべて「お茶屋」さんでの話で、芸妓さんがお座敷に来て「キャンセル」は、実際には「逃げて帰る」が正解で、「チョット待ってな！」なんてお客さんに声を掛けて「おかあさん」に謝って帰ってしますケースが多いですね。 Ｋ３さんが書かれている、臭いもしかりですが、ストーカーや、変態行為の要求やら、その実行犯、それから絶倫過ぎる（Ｋ３さんは？）など様々ですが、ほとんどの場合１回目は、解らないので逃げては帰りません。 この場合の処置ですが、最後の切り札の芸妓さんが呼ばれますね。 私の知る限りでは「み○り」の細身の「M」さんなどは、何とか切り抜ける達人だと「た○え○」のお母さんに聞いた事が有ります。 何事も限度をわきまえて居れば大丈夫という事ですね・・・（人の事は言えないmiですが）。 今回も長く書いてしまいました。ごめんなさい。

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