「五条楽園って」其の伍 01: 名前：管理人投稿日：2004/02/02(月) 23:04 「五条楽園って」其の伍 お茶屋さんの店名及び芸子さんの名前はイニシャルでお願いします。 リアルなレポートは御法度です。 02: 名前：T2投稿日：2004/02/03(火) 23:45 新スレのスタートでございます。 寒さ厳しき折、スレの伸びも滞りがちではございますが、 各々方、マイペースでカキコして参りましょう。 03: 名前：教えてください。投稿日：2004/02/04(水) 10:45 京都市内住む 30そこそこの者ですが、どうしても、五条楽園に、行ってみたいのです。 どの辺にあるか？ どのように行けばいいか、分かりません。どなた様か ご指導お願いします。 04: 名前：案内人投稿日：2004/02/04(水) 20:51 五条河原町の交差点（南東）から五条大橋に向かって歩いて その手前、ガソリンスタンドを過ぎた角を曲がると 五条楽園の看板が見えます。 後は、ご自分でm(_ _)m 05: 名前：お風呂投稿日：2004/02/04(水) 21:44 弁天湯って五条楽園の中のどのあたりにありますか？ そこでお風呂に入って遊びに行く方っていますか？ 06: 名前：案内人さん投稿日：2004/02/04(水) 21:49 案内人さん ありがとうございます。金曜日に、早速行きます。でも、「五条楽園」って、看板上がってるんですか？ で 普通に、入っていっていいんですか？ で、予算と時間の事を、あと 教えてもらえませんか。すいません、お願いします。 07: 名前：熊投稿日：2004/02/04(水) 22:55 五條楽園って看板がありますよ　最近は結構暇そうです 08: 名前：ありがとう投稿日：2004/02/05(木) 01:40 07》さん ありがとうございます。 金曜日には、行きたいですね。 あと、質問ばかりですいません。\とか、教えてもらえませんか？ 姫は、顔見せとか、あるのですか？ 09: 名前：案内人投稿日：2004/02/05(木) 12:28 http://www.fufufu.tv/japan/kyoto/framepage1.htm [source] [check] ここをご参照あれ。色々のってます。 一度昼間に散歩がてらに行くといいかも。 10: 名前：09》案内人さん投稿日：2004/02/06(金) 00:24 案内人さん、すいません、リンクが、見れないんです�� すいませんが、\ とか、お薦めを、教えてください。今日、は6日、金曜日の夕方に行きたくて。 11: 名前：案内人投稿日：2004/02/06(金) 00:39 １時間であればとりあえず２０ｋほどあれば大丈夫です。 まぁ、ビール飲んだりしたらもっとかかるので 余裕もって+１０ｋほどあれば・・。 というか、ｶｺｽﾚにいっぱいいーっぱい載ってるので、 そちらもどうぞ。 12: 名前：11》案内人さんへ投稿日：2004/02/06(金) 00:47 案内人さん、ありがとうございました。たすかります。 ぜひカコスレもみます。 報告もさせてもらいます 13: 名前：質問投稿日：2004/02/06(金) 01:55 五条楽園はチョンノま？本番アリ？ 興味しんしん ぜひ遊びに行きたいのですが、10K 20Kて、いくらの事すか？まさか、〇〇十万とか？ 14: 名前：T2投稿日：2004/02/06(金) 06:00 >>5 五条通から楽園方向に向かって、高瀬川の左手の通りが「木屋町通」、 右手の通り（「五條楽園」という看板のあるほう）が「西木屋町通」です。 で、西木屋町通のほうへ入ると、すぐに道が二股に分かれます。 右の細い道を入っていくと、しばらくして左側に弁天湯があります。 夕方、お座敷に上がる前に一風呂浴びる方は結構多いですよ。私も好きです。 >>13 日刊ゲンダイ風に言うと、1k=小一枚、10k=大一枚です。 基本的に、楽園では金額的にボッタくられることはありません。 ただ、一部のお茶屋では、初めてのお客に対して少し高いレートを 提示するようです（金額が高いのではなく、時間を短くされる）。 具体的には、20kちょっとで、他のお茶屋なら１時間いられるところを ４０分しかいられない、とか。 また、芸妓さんの平均年齢がやや高めであることから、ある程度 ストライクゾーンを広めに取れるかたのほうが満足度は高いでしょう。 15: 名前：分かりました投稿日：2004/02/06(金) 08:21 》14の T2さん ありがとうございます。今日の夕方に行ます。 16: 名前：お風呂投稿日：2004/02/06(金) 19:34 T2さんありがとうございます。 17: 名前：てつや.投稿日：2004/02/07(土) 00:23 しばらく体調不良でご無沙汰してたら引越ししてたんですね。 また、ちょこちょこ伺います。 18: 名前：Ｍy　Ｗay投稿日：2004/02/08(日) 09:29 あ〜ぁ、熟れた芸妓さんが辞められたそうですね。昨日Tに登楼して 聞きました。虚脱感に包まれています。 熟れてはいたけど、非常に爽やかで、会話だけでも損した気分にさせない だけの器量を持っておられる方だと気に入っていたんですが・・・ 思えば、この板を見て大御所の方たちの案内と、熟れた芸妓さん 独特の表現力ある文章に後押しされるように、お茶屋さんの玄関を くぐったのが去年の秋のことでした。師走に、憧れの熟れた芸妓さんに お会いできた時は感動しました。それから２回のお座敷での事は、 今となっては良い想い出として胸にしまっておきましょう。 出会いがあれば別れが来る・・どうかお元気で。 19: 名前：熟れた芸妓さんへ投稿日：2004/02/08(日) 12:08 とてもショックです。 朝から上の書き込みを見て、ものすごい脱力感に襲われています。 私は熟れた芸妓さんには会えませんでしたが、ここの書き込みを見て本当に素晴らしい女性だと 思っていました。 もうここを覗くことはないかもしれませんが、身体に気をつけてお元気で暮らしてください。 熟れた芸妓さんに、これから幸せがたくさんありますように、心から祈っています。 20: 名前：熟れた芸妓さんへ投稿日：2004/02/08(日) 12:19 熟れた芸妓さんのおかげで五条楽園が素晴らしいところで、 その五条楽園のよさや、素晴らしいところを、熟れた芸妓さんのような方が、守っていらっしゃる感じがすごく好きでした。 文章を読んでいても、本当に気持ちが安らぎ、素晴らしい女性でした。 なんだか興奮と、脱力感で文章がおかしいかもしれませんが、許してください。 本当に悲しいです。 まだいい足りなくて、書き込みさせていただきました。 本当に本当に幸せになってください。 21: 名前：高瀬川投稿日：2004/02/08(日) 17:21 結局、熟れた芸奴さんて誰だったんだろう・・・せめて置屋の名前かイニシャルだけでも 知りたいです。 22: 名前：女子大生情報投稿日：2004/02/08(日) 23:01 詳しくご存知の方、ご教授ください （前スレは読みました） よろしくお願いします 最後に、熟れた芸妓さん、お疲れ様どした。 23: 名前：越後のちりめん問屋投稿日：2004/02/09(月) 01:06 >>21 過去スレでヒントは自ら書いていたそうですね。 24: 名前：T2投稿日：2004/02/09(月) 05:16 惜しい方を失いました。つくづく残念でなりません。 東男の私はそうそうしょっちゅう上洛できないものですから、 こういう形で情報を知ると、何とも言えない無力感に包まれます。 レス一つとっても、とても丁寧で物腰の柔らかい、京女の いいとこ取りみたいな方でした。楽園にとってもたいへんな 打撃ではないかと思われます。 スレ的には、卒業されてもOGとして参加してもらえると うれしいのですが・・・・。いささか烏滸がましいですけど、 「名誉太夫」の称号を差し上げたいほどです。 熟れた芸妓さんの今後に幸多からんことを！ お悔やみスレのようになってもどうかと思いますので、私たちも 有望株の発掘を急がなければなりませんね。 どなたか「熟れた芸妓」イズムを継承する方はいらっしゃいませんか。 25: 名前：熟れた芸妓さんへ投稿日：2004/02/09(月) 06:04 19,20に書き込みしたものです。 ショックで眠れませんでした。 もっぱらロムっていた私ですが、熟れた芸妓さんの書き込みをみて、 いつか会えたらな〜なんて思っていたので、やはりすごくショックです。 会ったこともないのになぜこんなにショックなのか自分でも分かりません。 本当にショックです。 なぜ辞めたのですか？なんて聞くのは野暮ですよね。 でも気になります。 幸せに向かうために辞めたのであれば、すごくうれしいですが・・・ ねちっこい書き込み申し訳ありません。熟れた芸妓さん、 夢をありがとう！ 26: 名前：bb投稿日：2004/02/09(月) 11:44 五条楽園ってゴムつけないとダメなんでしょうか？ 生でしたいんですが。。。東京だったら生でできるとこ沢山あるのに。 27: 名前：久米宏投稿日：2004/02/09(月) 13:31 生はないよ。 たしか缶ビールはあったはず。 28: 名前：熟れた芸妓.投稿日：2004/02/09(月) 23:24 みなさん、本当にありがとうございます。 みなさんの書かれたカキコを読ませていただき、思わず涙が出ました。 最初は、黙って消えようと思っておりましたが、みなさんの温かいお言葉を読んで、ここに真実を書くことを決心しました。 少し長くなるかもしれませんが、熟れた芸妓のラストストーリーお付き合い願います。 29: 名前：熟れた芸妓.投稿日：2004/02/09(月) 23:28 私がその人と初めて会ったのは、昨年の梅雨の頃、京の街に朝から小雨がしとしとと降る日でした。その人は背が高く、指が長く、どこか翳を感じさせる人でした。窓の外に雨音が聞こえるお座敷で、身体を合わせたとき、その人はじっと私の顔を見つめて、何故か「不思議な気がする」と言っていました。 　２週間後、その人はまた私に逢いに来てくれました。また、その２週間後も。そして、それからは殆ど毎週のように、その人は私に逢いに来てくれたのです。 　私がお座敷に着くと、お茶を飲みながら世間話を交わし、その後、彼はそっと私を抱き寄せて、やさしく包み込んでくれました。いつしか私は、そのことに心地よさを感じるようになっていました。何かが違っていたのです。彼の腕の中にいるときに感じるもの。それは、まるで母親のお腹の中にいるような、心から安心しきれる何かなのです。私は、ずっとこのままでいたい、そう思うようになっていました。そんなある日、彼が私の耳元で、好きだと言ってくれたのです。「本当かな？」と思いながらも、私はうれしかった。 　七夕の日、私は休んでいたのですが、彼は私に逢いに来てくれました。でも、私が休んでいることをお茶屋さんのお母さんから聞くと、他の人は呼ばずに帰られ、翌日、出直してくれたのです。 　祇園祭が終わった頃、彼から手紙を手渡されました。その手紙には、人は誰かを想うのではなく、想いが人に宿るのだと書かれてありました。過去に誰かの届かなかった想いは、届くまで人を代え宿り続ける。それは輪廻転生のようなもの。この胸に宿った想いは、きみに届くのでしょうか？宵山を一人歩き続けながら、きみのことばかりを考えていました。そんなことが書かれてありました。私はその手紙をそっとこの胸に抱きしめ、初めて恋をしたときのような気持ちになったのです。 　でも、私には葛藤がありました。私は娼婦です。彼はお客さんです。その狭間で私の心はゆらゆらと揺れ、彼に対してちゃんとした返事をしないままでいたのです。 30: 名前：熟れた芸妓.投稿日：2004/02/09(月) 23:30 ８月のある日のこと、部屋の灯りを消して、彼の腕の中にいるとき、心地よさから、私は思わず目がトロンとしてしまいました。すると彼は私の目を見つめ、私の目の形は「下弦の月」のようだと言うのです。私は、彼の存在感がどんどん私の心の中に入り込むのを感じ、彼の目を見つめ返し、「もう、これ以上入ってきたらあかん」と口走ってしまったのです。彼は、「どこへ？」と訊くので、私は胸を押さえ、「ここへ」と答えました。 　お座敷が終わって帰るときは、いつも彼と並んで置屋さんの前まで歩きました。人目を避け、ほんの束の間を、まるで少女のようにどきどきしながら。並んで歩くと、私の頭の天辺は彼の肩までしかなく、このまま彼の肩にもたれかかりたい。このままどこまでも歩き続けたい。そんなことばかりを考えていました。そして、置屋さんの前で、「じゃあ、また」と言って別れると、彼の背中が見えなくなるまで、私は陰に隠れてそっと見送っていたのです。 　ところが、９月最初の週、お座敷で彼と逢ったのを最後に、彼は姿を見せなくなりました。「どうしたのかな？」と思いながらも、「今は、きっと忙しいんだ」と自分を慰めていました。でも、待てど暮らせど、彼の姿を見ることはなかったのです。「今週こそ、来てくれるかな？」「来週は来てくれるかな？」そんなことばかり考えていました。 　１０月になりました。置屋さんに一通の絵葉書が届いていました。「誰だろう？」そう思い差出人の名前を見ると、彼からでした。「京都と神戸の間を行ったり来たりで忙しい。元気にしていますか？身体に気をつけてくださいね」そんなことが書かれてありました。「ああ、私のことをちゃんと覚えてくれている」私は、その絵葉書をビニールのケースに入れて、片時も離さず持ち歩きました。そして、一人でいるときに、何度も何度も読み返していたのです。「きっと、もうじき来てくれる」そう信じ彼を待ち続けたのです。

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